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VPNクライアントアプリとは?必要性やおすすめのアプリを紹介!

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そもそもVPNとは?

VPN(Virtual Private Network)はオフィスから離れた場所でも社内ネットワークにアクセスするために、インターネット上に仮想の専用ネットワークを作ることです。VPNを利用することでデータ通信を暗号化し、第3者からの不正侵入やサイバー攻撃を防ぎます。

近年、在宅勤務やリモートワークなど場所を問わない働き方の導入、業務効率化改善に伴い自宅やカフェなど社外でのアクセス機会が増加しました。
そのため、オフィス以外の場所でも快適に安心して作業ができるような環境作りが求められています。現在多くの企業が社外からのアクセス環境を整備するためにVPNを利用して、リモートワークを実現しています。

VPNクライアントアプリが必要な3つの理由

VPNクライアントアプリが必要な理由は、外出先でのセキュリティレベルの確保と海外に行った際に不自由しないためです。

外出先でのセキュリティレベルの確保

スマートフォンにクライアントVPNアプリをインストールすることで、仕事とプライベート両面で役に立ちます。仕事ではオフィス外で仕事をする機会が多い営業マンが主にターゲットになります。

商談の合間で立ち寄るカフェやファミリーレストランなどで無料Wi-Fiを利用して、業務効率性向上のために事務作業やメールチェックなどを行うことが当たり前になりました。ただし、セキュリティ対策が十分にされていない店舗での作業は危険です。

セキュリティ保護が甘い店舗でスマートフォンを利用した場合、データ通信のやりとりやメールの内容が暗号化されず、丸見えの状態になります。自社や取引先関連の機密情報の情報流出のリスクが高まるので、VPNクライアントアプリを利用してデータ内容を確実に保護する必要があります。

一方、プライベートでは友人とのメッセージのやりとり、Web検索の行動パターン、オンラインショッピングの購入履歴などの情報が、第3者から閲覧しやすい状態になります。インターネットバンキングを含む銀行口座やクレジットカード情報といった重要な個人情報が流出する可能性が高まるので、VPNクライアントアプリを利用してデータを保護する必要があります。

海外でもSNSや動画配信サービスを利用できる

海外旅行でスマートフォンを使用するときにFacebookやInstagramなどのSNS、U-NEXTやAbemaTVなどのサブスクリプション式有料動画配信サービスが、セキュリティ対策のために利用できない場合があります。モバイルVPNを利用することで地域制限を取り払い、SNSや動画配信サービスを問題なく利用できる状態にします。

海外でオンラインショッピングが利用できる

モバイルVPNを利用することでデータ保護をしながら、海外でもオンラインショッピングを安全に利用できます。ただし、オンラインショッピングを利用する際は通信内容やメッセージ内容が暗号化される、HTTPS (Hypertext Transfer Protocol Secure) 通信が行われているサイトを選んでください。

鍵マークやURLが「https://」から始まるサイトが、HTTPS通信を行っているサイトの目印です。
HTTPS通信がされていないサイトで閲覧や買い物を行うとセキュリティ保護がされていないため、個人情報が流出するリスクが高まります。

おすすめのVPNをご紹介

CyberGhostVPN

CyberGhostは、IPアドレスを隠し、データを暗号化し、すべてのインターネットトラフィックを安全なVPNトンネルを通じてリダイレクトして、オンラインで安全かつ保護された状態を維持するVPNサービスです。CyberGhostには厳格なノーログポリシーがあり、ユーザーのデータを記録または保存しない方針が採用されています。また、制限なくウェブを閲覧できます。Cyberghostでどこにいても、お気に入りのウェブサイトにアクセスできます。

ちなみに、CyberGhostは現在2年間のプランが82%割引の320円で購入できるようです。気になるか方は見てみてください。

機能 メリット デメリット
内容
  • フリート内には9,000以上のRAM専用サーバーがあります。
  • 100カ国、126か所にサーバーが配置されています。
  • DNSおよびIPリークの保護
  • 自動キルスイッチ
  • WireGuard®、OpenVPN、IKEv2プロトコル
  • AES 256ビットの暗号化
  • 利便性の高いアプリケーション、ワンクリック接続
  • 1つのCyberGhost VPNのサブスクリプションで、同時に最大7台のデバイスを保護できるため、友達や家族と共有できます
  • 制限なしの帯域幅とトラフィック
  • Windows、macOS、Android、iOSなどのアプリケーションが利用可能
  • 最大7台のデバイスを同時に保護
  • 24時間・365日のライブカスタマーサポートサービス
  • 45日間の返金保証
  • 特になし

安全性と利便性を両立したVPNベンダーを選ぶようにしましょう。コスト面はもちろん大切ですが、コストだけに目を向けると安全性や利便性に欠けたVPNを選ぶ可能性が高まるので、まずは機能面に目を向けて製品を比較してください。

安全性

安全性の高いOpenVPNを使用しているか、最高レベルの安全性を誇る256ビットの暗号化技術を用いているかなど、高い安全性を持ったVPN製品を見極めてください。

安全性の低いVPNを選んだ場合、外部からのアクセスを行うたびに情報漏洩のリスクが高まります。企業にとって顧客データや技術データなどの情報資産は、現在最も価値のある資産だと言っても過言ではありません。インターネットの普及により多くの情報が簡単に手に入る現代では、情報の価値が社会で正当に評価されるようになりました。

独自性や技術レベルが高い情報ほど高い価値を誇り、企業の莫大な経済利益と市場での絶対的優位性を支えます。そのため、闇取引において企業の機密情報は高い金銭的見返りが期待できるため、犯罪者の情報資産を狙う攻撃は今後も後を絶たないでしょう。

加えて、内部からの情報漏洩も依然として企業のセキュリティ上の脅威となっています。以前のオフィスへの出勤がデフォルトだった時には機能していた上司や同僚の監視の目も、テレワークの導入と共に無くなりつつあります。

自由度の高い自宅で給料や待遇への不満、人間関係のトラブルを抱えていた場合、個人的な復讐や多額の金銭的見返りのために、情報流出を行っても不思議ではありません。情報漏洩対策を行うためにも、安全なVPNを選ぶ必要があります。

通信速度

拠点間をつなぐVPNゲートウェイは1か所しか設置されず、ユーザーのアクセス地点によってはデータを保存するデータセンターとの位置が遠い場合、通信速度が低下する可能性があります。また、サーバーの数が少ない場合は、多くのユーザーからリクエストが同じ時間帯に集中すると、負荷が大量にかかり処理速度が低下します。

ベンダーが設定している無料トライアルを利用し、製品の使い勝手や通信速度の安定性を確かめてからの本格導入することをおすすめします。

コストを製品を見極める上での最優先項目にしない

無料のクライアントVPNを用意しているベンダーもありますが、コストだけで導入を判断するのはおすすめできません。
無料で利用できるVPNの場合、機能やデータ量の利用制限がある場合がほとんどです。
また、場合によってはデータ通信が暗号化されていない状態で通信のやりとりが行われるVPNもあります。

情報漏洩のリスクが高まるので、無料のVPNを使用するのはベンダーが設定しているトライアルのみに限定しましょう。