ひとことで言うと
ADEとは、会社が買ったiPhoneやMacを、電源を入れるだけで会社の管理システム(MDM)に自動でつなぐAppleのしくみで、旧名はDEPです。新品の端末に、はじめから会社の名札が付いているようなものです。
1新しいiPhone、だれが設定する?
会社のiPhoneを社員に配る前には、Wi-Fiやメール、業務アプリの設定が要ります。ADEがないと情シスが1台ずつ箱を開けて設定することになり、100台なら100回です。在宅勤務の社員に送るときは、会社でいったん受け取ってから送り直す手間もかかります。
2Appleの名簿に会社の名前が載る
会社としてAppleや、このしくみに参加している販売店・携帯会社から買うと、端末の製造番号(シリアル番号)が会社の名簿に自動で載ります。名簿の正体は、Appleが会社向けに用意している管理画面Apple Businessです。情シスはそこで「この端末はうちの管理係へ」と割り当てておきます。
管理係とは、端末に設定やアプリを配る会社のシステムMDMのことです。Apple Businessは、2026年4月にApple Business Managerから名前が変わりました。
3ADEなら電源を入れるだけ
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1箱のまま、社員に直接届く
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2電源を入れて、ネットにつなぐ
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3端末がAppleの名簿に聞きに行く
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4会社の管理係に自動で登録される
情シスは端末に一度も触りません。社員は届いた箱を開け、いつもの初期設定を進めるだけです。途中で「リモートマネージメント」という画面が出て、会社の管理に入ることが知らされます。
4設定とアプリが自動で届く
登録がすむと、管理係から会社のWi-Fi、メール、業務アプリ、パスコードなどのルールが届きます。社員が自分で入れる必要はありません。
初期設定の画面のうち、SiriやApple Payのように仕事で使わないものは、はじめから飛ばしておけます。
5勝手に外せず、初期化しても戻る
ADEで登録した端末は、使う人が管理を外せないように設定できます。名簿に載っているかぎり、初期化しても次の初期設定で、また会社の管理につながります。
6ひとことでまとめると
ADEとは、Appleの名簿で「この端末はこの会社のもの」と決めておき、電源を入れるだけで会社の管理係(MDM)につながるようにするしくみです。
- 名簿 = Apple Businessどの端末がどの会社のものかを記録する、Appleの管理画面
- 管理係 = MDM端末に設定やアプリを配る、会社のシステム
- 製造番号 = シリアル番号1台ずつ違う、端末の番号
- 自動の登録 = ADE(旧DEP)電源を入れると管理係につながるしくみ
もっと詳しく知りたい人へ
ADE(自動デバイス登録)とは|旧DEPとの違いと設定フロー
MDM選定ガイド
MDM製品の選定で押さえるべきポイントを解説。OS対応、リモート制御、ポリシー管理など、主要な評価軸を整理しています。