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猿でも分かるFIDO2とは?パスワードなしで安全にログイン

関連トピック: MFA運用完全ガイド【TOTP/FIDO2/SMS比較と段階導入】

ひとことで言うと

FIDO2とは、パスワードの代わりに、スマホやPCの中にしまった「ハンコ」でログインするための標準規格です。ハンコは端末の外に出ず、サイトには照合用の見本だけを預けるので、盗まれて悪用される心配が小さくなります。

1パスワードは盗んだ人も使える

どっちが本人? サイト あなた ●●●● なりすまし ●●●●

パスワードは合言葉です。知っていれば、だれが打ち込んでも通ります。ニセのサイトに入力したり、サイトから漏れたりして盗まれると、なりすましを止められません。

2ハンコはスマホから出ない

ハンコ あなたのスマホ 見本だけ預ける 見本 印 ハンコは渡さない サイト

FIDO2では、サイトに登録するときに、スマホやPCがそのサイト専用のハンコと見本を1組つくります。ハンコは端末の中にしまったままで、サイトには見本だけを預けます。本当の名前は、ハンコが秘密鍵、見本が公開鍵です。

ハンコをしまう道具(認証器)は、スマホやPCのほか、USBやNFCでつなぐセキュリティキーでも構いません。画面に出てくる「パスキー」は、このハンコのことです。

3ログインは指か顔でポン

  1. 4817 サイト スマホ

    1サイトが、毎回ちがう番号の紙を出す

  2. あなた 指紋・顔・PIN

    2指紋か顔かPINで、本人だと確かめる

  3. 4817 印 スマホ サイト

    3スマホの中でハンコを押して、紙を返す

  4. 4817 印 見本 印 一致したらOK

    4サイトが見本と見比べて、中に入れる

指紋や顔の照合はスマホの中だけで行われ、サイトには送られません。サイトに届くのは、ハンコを押した紙だけです。

紙の番号は毎回ちがいます。押した紙を途中で盗み見られても、次のログインには使えません。

4サイトから漏れても使えない

見本 印 サイトの保管庫 漏れた 見本 印 ハンコが作れない 見本では入れない

サイトが持っているのは見本だけです。保管庫ごと盗まれても、見本からハンコは作れません。盗んだ人がそれを使って、あなたになりすますこともできません。

5ニセのサイトでは押せない

example.com用 example.com 本物 → 押す examp1e.com ニセモノ → 押さない

ハンコには、登録したサイトの住所(ドメイン)が刻まれています。見た目がそっくりのニセのサイトでも、住所が1文字ちがえばハンコは押されません。

住所の確認は、ブラウザやスマホが自動でします。人が目で見分けなくても守られるのが、FIDO2の強みです。

6ひとことでまとめると

FIDO2とは、スマホやPCにしまったハンコ(秘密鍵)で、パスワードを使わずにログインするための標準規格です。

  • ハンコ = 秘密鍵端末の外に出ない、ログイン用のハンコ
  • 見本 = 公開鍵サイトが預かる照合用。ハンコは作れない
  • ハンコをしまう道具 = 認証器スマホ、PC、セキュリティキーなど
  • 押した紙 = 署名毎回ちがう番号の紙に押して返す
  • サイト側の決まり = WebAuthnW3Cが定めた、ブラウザとサイトのやりとり
  • 道具側の決まり = CTAPFIDOアライアンスが定めた、道具のつなぎ方

もっと詳しく知りたい人へ

FIDO2認証完全実装ガイド【フィッシング耐性99%】

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